久々のセミの羽化観察会

バラバラになったピースをセミの種類ごとに合わせます

毎年恒例にしていたセミの羽化観察会。コロナで数年中断していました。8月2日の観察会に久々に参加。30名以上の親子が善福寺公園の下池に集合しました。

セミは暗くならないと土から出てこないため、日が暮れるまでの間、環境学習を行っている‘きむりん’と’チョーさん‘がゲームや紙芝居を交えながら、セミについて子どもたちにわかりやすく教えてくれました。大人も初めて聞く話もあって、勉強になりました。

いよいよ日が暮れると、それまでにぎやかに鳴いていたセミの声もピタリと止まり、公園は静まり返りました。

持参した懐中電灯に赤いセロハンを巻き付け、土から出てくるセミの幼虫を探します。セミに人気の木とそうでない木があるようで、1本の木にたくさんの幼虫が這い上がって、既に抜け殻になっているものも多数。いるよいるよと見つけて、背中が割れて出てくるのをじっと観察。何回見ても感動の瞬間です。薄緑の羽が美しくなんとも神秘的。

無風の暑い夜でしたが、無事にセミの羽化がみれて、夏休みの良い思い出になったかな。