杉並区のコロナ対策②

杉並・生活者ネットワークのトップページで12/6に杉並区のコロナ対策について書きました。第4回の定例議会は当初12月4日まででしたが、11月に入って、新型コロナウイルスの陽性者が杉並区内でも増えてきたことを受け、10回目の補正予算のために会期が延長されたとこともお伝えしました。その後の状況についてご報告します。

12月9日には保健福祉委員会および総務財政委員会にて補正予算についての審議がされ、その日の夕方の本会議にて約1億8,500万円の追加が決定しました。

内容は以下の2点。

  • 入院患者を受け入れている区内基幹4病院を今年度いっぱい支援するために、院内感染対策と医療従事者の適正配置に必要な経費の一部を助成することと、新型コロナウイルスで入院した患者が利用したコロナ病床に対して、1人1日につき1万円を助成する
  • 検体採取を実施する医療機関に対する新たな補助を今年度いっぱい行うもので、基幹病院以外で検体採取を行っている従事者(11/30現在101機関)がコロナ感染等により休業等を行った期間中の必要経費の一部を助成するというもので、診療所は1日につき58,000円、病院は1診療科1日につき182,000円を助成する

11月に入って、コロナ病床の稼働率が90%を超えることもあり、早めに手を打たなければ、コロナ患者はもとより、それ以外の患者にも影響を及ぼすことになり、まさに医療崩壊をさせないための取組みとして重要であることから、会派いのち・平和クラブとして補正予算に賛成しました。

国や東京都からは具体的な対策が示されず、GoTo一つをとっても主張もちぐはぐ。今後、もし感染したとしても十分な治療が受けられなくなるかもしれないと不安にかられます。いかに感染しないように過ごすかしかありません。今一度、手洗い、マスク、ソーシャルディスタンス、人が集まる時は換気の徹底を確認しましょう。もし、体調に異変が生じた場合は速やかにかかりつけ医または杉並区受診・相談センター(03‐3391-1299 平日9時~17時)、東京都発熱相談センター(03-5320-4592 24時間無休)に連絡してください!

発熱等の症状のある方の相談・受診の流れ (city.suginami.tokyo.jp)

なお、12月9日に行われた保健福祉委員会および総務財政委員会(どちらも同じ資料)の新型コロナ関係資料は区議会のHPからご覧になれます。

詳しくはこちら。201209_souzai1.pdf (city.suginami.tokyo.jp)

 

国による「働き方改革等相談窓口」がウェルファーム杉並の1階に設置されました。