すぎなみプラスって?

3月29日、杉並区公民連携プラットフォームが運営する地域共創型ポータルサイト「すぎなみプラス」の交流会に参加しました。
「すぎなみプラス」は地域住民や団体が身近な生活課題を解決するためにこんなことやりたい、でも、どこから手を付けたらよいのか、仲間も資金も募りたい、連携できそうな団体を紹介してほしい、そんな相談ごとを受発信する場です。行政が直接その事業に関わる訳ではなく、プレイヤーはあくまで地域。その活動を下支えし応援するしくみです。

●現在の登録者は320名を超えた~
このしくみに参加するには「すぎなみプラス」に登録することが必要で、29日現在320名を超えているとのこと。でも、もっと多くの人に登録してほしい!今回、登録者の傾向が示され、男女比は半々、年代もそれなりにバランスよく分散していて、興味深かったのは地域ごとの登録者の数を出してくださったこと。一番多いのは阿佐谷北の15人、続いて荻窪の14人、そして私の地域である上井草は3番目の13人でした。どういう方が登録しているんだろうとつながりたいなぁと思いました。自分のまちや地域の課題に関心を持つ人が増えれば、もっと住みやすい地域になるだろうと信じています。私自身、まちの縁がわのような場の運営に身をおき、空き家を活用して赤ちゃんから高齢者、生きづらさを抱える方などが集える場を常設で提供し、ちょっとした困りごとをお手伝いするサポート事業を行っています。議員になる前から長く地域活動に関わってきて、区内に様々な機能を生み出す現場にも関わってきました。現在も中間支援のNPOの代表も務めている中で、様々な団体とつながる機会もあり、ただつながるだけでなく、場があることで実践につながったり、地域の活動とつなげたりと、そんなことも体験しています。まちづくりは私のライフワークにもなっています。

●私がつくりたいまち
私が2年前の3期目をめざした選挙の際、”市民の力を応援し、困りごとを一緒に解決するまちに!“をスローガンにー地域の活動と行政の間をつなぎ、市民自らが生活課題の解決に取り組むことを応援し、そこに暮らす人が住み続けたい地域を自らデザインできる杉並区にしていきたい。対話と熟議、情報公開を当たり前にして、常に区民を真ん中に置いたまちづくりをすすめたい。そして困った時は困ったと言える、自己責任ではないんだと思える、お互いを認め合える寛容な社会をつくりたいーと訴えたことが形になりだしています。様々な地域で活動する人が集うこの交流会には毎年極力参加をしてきました。いつも新たな発見や出会いがあって楽しい時間です。今回はワークショップ形式でクループごとに選んだテーマで具体的にイメージを話し合って形にしていくワーク。私のグループでは空き店舗を活用しておひとり様の困りごとをサポートする事業について考えました。6人集まると思わぬアイデアも飛び出して、何かできそうな気分になるものです。
これからの杉並区に期待もするし応援もしていきたいと思います。