赤ちゃんにもお年寄りにも優しいまちに!
毎年恒例の杉並ACTと生活クラブのまちとのコラボ企画。私はどちらの団体にも属していますが、直接運営に関わっているのは杉並ACT。1992年に生活クラブ生協のたすけあいをすすめるために生み出されたNPO法人アビリティクラブたすけあい(ACT)の杉並区内の会員で構成し、地域での会員同士の交流の場として、茶話会や遠足会、勉強会など様々なイベントを企画しています。
杉並区には生活クラブから生み出された団体がACTの他にも13団体あり、杉並・生活者ネットワークもその一つ。これらの団体は毎月杉並区のまちづくりについて地域協議会という場で話し合い、共に連携して活動をすすめています。
その一環でもある今回のコラボ企画はNPOさざんかのさざんか劇団による人形劇「認知症 花咲か爺さん」、赤ちゃんのケアについて、NPOおでかけサービス杉並による車いす体験と盛りだくさんでしたが、学びの多い時間となりました。
人形劇「認知症 花咲か爺さん」は人形から台本、セットまで全て手作りで、認知症を笑いを交えながら学べる題材で、子どもから大人まで楽しめるものとなっています。色々なところからもお声がかかって出張していくことも多いようです。
赤ちゃんケアは生後1か月くらいの赤ちゃんの体重のお人形を使って、オムツ交換や着替え、抱っこの仕方など、遥か昔に経験した感覚を思い出しました。
そして、車いす体験では坂や段差、芝生や砂利道での車いす操作や車いすの機能の意味など安全に、乗っている人を怖がらせないための“なるほど!”がいっぱい。
お子さんから高齢者までの参加者とのティタイムもお互いの活動を知る機会となり楽しい企画となりました。