コロナワクチン、接種する?しない?  その2

講師の岡田幹治さんは、新型コロナは大多数の人にとっては風邪程度ウイルスで、感染者の98%は自然免疫で克服できると説明、そのうえでワクチンは任意接種にと強調した

その新型コロナワクチンですが、従来型とは違い新タイプとしてRNAまたはDNAの断片を細胞内に送り込み、抗原を作り出して作用させる方法で、ヒトの体をワクチン製造装置にするようなものだそうです。本来なら大議論すべき問題にもかかわらず、新型コロナの蔓延でワクチン待望論もありあっという間に普及されようとしています。予期せぬ副作用に不安が起こるのは当然です。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が公表した、昨年12月14~18日のファイザーワクチンの接種結果によると、アナフィラキシーは6人、普通の日常生活が送れないなどの他の健康被害が18日は3150人(2.79%)、ノルウェーでは高齢者23人(多くは持病があり、介護施設に入所)がファイザーワクチン接種後6日以内に死亡したとの情報もあり、インフルエンザワクチンよりはるかに高い割合だということです。国はオリンピックを見据えて前のめりとなってワクチン推進に躍起ですが、メリット・デメリットの情報をきちんと開示して、接種するもしないも自己判断により、誰にも強制されない空気をつくっておくことがとても必要です。

結局のところ、これまでの公衆衛生の軽視により保健所の縮小や新自由主義政策によって格差拡大させた社会のあり方を変えること、環境破壊により新型感染症を生み出した背景を知ることの重要性を最後に確認しました。