コロナワクチン、接種する?しない?  その1

左はそね文子区議、右は講師の岡田幹治さん
ウェルファーム杉並1/30

1月30日に杉並区消費者グループ連絡会が主催する学習会「新型コロナワクチン、接種しますか?」に参加しました。講師はジャーナリストの岡田幹治さん。「香害」や「農薬」など社会が見逃しているような問題に取り組んでいる方です。

お話はウイルスと細菌の違いやインフルエンザとどこが違うのかなどの基本のきから始まり、日々の報道や偏った情報によって思いこまされている「コロナ危機の恐怖」に対して発想の転換を迫る切り口はなるほどと思える内容でした。

例えば、「PCR検査はウイルス遺伝子を検出するものであり、感染性ウイルスの存在を証明するものではない」ということ。つまり、感染力のないウイルスの死骸も拾ってしまうため、陽性者=感染者ではないということを改めて確認しました。

毎日、今日は何人と感染者数として危機感をあおる報道ばかりで、過剰反応はおかしいという人は登場しないし、無症状者が感染させる可能性を確率では決して示さない。正しく恐れようと言いながら、それを判断するデーターやエビデンスが一切示されないため、いつまでも何となく怖い思いが拭えないのです。

「死者数」あるいは「陽性率」で見るのが状況判断としては適切だということ。検査数が増えれば陽性者は増えるため、割合で見るということは納得できます。また、厚労省は死者数のカウントについて、コロナ感染していたら別の病気があっても、すべてコロナ死者とするよう通知していることも問題です。

岡田幹治さんはコロナによる被害より、対策による被害の方がはるかに甚大だといいます。政治がなすべきことは感染急拡大の抑制と重症患者を救うこと、困窮者支援だと指摘。新型コロナは弱毒性ウイルスのため一部の持病のある方や高齢者が重篤に至ることはあっても、多くの人は自分の免疫力で治るということです。しかし、そういうデーターを国も東京都も示しません。ワクチンへ向かわせるためとの疑念がどうしても湧いてしまいます。〈つづく〉