下高井戸おおぞら公園開園!
4月8日は下高井戸おおぞら公園の開園式でした。朝から生憎の天気でしたが、開園式が始まる頃には雨も小降りになり、たくさんの地域の方々が公園に訪れていました。甲州街道から荒玉水道道路に入った神田川沿いに広がる広大な土地は東京電力の総合グラウンドだったところ。3.11によって東電が売却を決め、区民からの要望もあり、防災機能も備えた公園となりました。今回は西側3万㎡強部分が一足先に開園。残る東側は神田川下流の水害対策として東京都が行う調節池工事後に公園として整備される予定で、区内最大規模の公園となります。
防災交流テラスや憩いのはらっぱ、子ども遊びエリア、健康増進エリアからなり、管理棟1Fには防災備蓄倉庫と管理事務所が、2Fには公園が一望できる休憩室があります。区民の方々がワークショップを通して「大空のもと みんなのびのび 安全安心な広場」をコンセプトにつくり上げた公園です。この公園を使って防災訓練もしていきたいと町会長さんの挨拶にもありましたが、コンセプト通りの公園になるかどうかはこれからの活用次第。かまどベンチやマンホールトイレを実際に使ってみる防災訓練や地域の交流の場としてこの公園が地域の人々によって育てられていきますように!!
おそるべし桃の種力!
公園の脇を流れる神田川も散歩コースとしてよい環境。満開の桜の下を帰ろうと西永福町駅に向かって歩き始めると、なんと、家で食べた桃の種が桃の木に成長し、満開の真っ赤な花をつけているではありませんか。木の脇にそのことを教えてくれる張り紙がありました。その方がどなたか存じませんが、区に許可をもらって神田川の縁にその桃の木を植えてくださり、道行く人と一粒の種のパワーを共有したいという思いが伝わって、とても素敵な方に出会ったみたい。肌寒かったけど、心はほっこり。なんか得した気分で帰ってきました。