保健福祉委員会で討議、学童クラブ時間延長など 区議会第3回定例会報告②

「保護より機会を」をモットーに、大分県別府市の社会福祉法人太陽の家は障がい者が働き、生活する施設。地域社会の住民として普通に暮らしています。区議会保健福祉委員会の視察で10/2

 

➣学童クラブの時間が延長されました。

保護者から要望の強かった学童クラブの延長時間が現在の18:00~18:30が18:00~19:00に、長期休みの朝はこれまでの8:30開所が8:00開所となりました。これに伴い、延長料金が月ぎめで1000円/人(兄弟姉妹1/2)、スポット利用500円/回が課せられるようになりました。ただし、就学援助対象者は月ぎめが1/2に、生活保護世帯は月ぎめ・スポットとも免除されます。冬場の帰宅時の子どもの安全対策について保護者のお迎えの原則を確認するとともに地域でも見守りがされるよう要望しました。

65歳以上の障がい者サービス見直しが実現!

障がい者が65歳に到達すると介護保険制度のサービスを優先利用することとなったために、これまでと同水準のサービスが受給できなくなるという状況がありました。生活者ネットワークが所属する会派「いのち・平和クラブ」ではその是正を区に求め、2019年1月より、おむつの支給と理美容サービス、寝具洗濯乾燥事業が65歳以降も障害者サービスと同様に受給できるようになりました。

➣「保育のあり方検討部会報告(20179月)」に基づく具体的な取り組みが報告されました。

保育の質の確保を図るため、地域における保育施設間の連携・情報共有等の促進等の役割を担う園を中核園と位置付け、7圏域をベースに1地域に2園程度を指定することが2017年9月に打ち出されましたが、今回、2020年度からの7園の指定が報告されました。

一方、障がい児指定園がこれまでの8園に加え新たな7園が報告されました。

区立認可保育所の民営化についても、2020年度以降の民営化園が6園と発表され、今回、中瀬・井荻に続き、荻窪(2022年4月)・天沼・大宮(2023年4月)・永福北(2024年4月)と具体園が明らかになりました。我が会派は民間の認可園が急増する中、区立保育園の果たす役割は重要性なことから、これ以上民営化を進めるべきではないと主張しています。