小学生の提案が実現!「みんなの夢水路」区議会報告⑤

出来たてほやほやの遅野井川親水施設。植栽の育ちや埋土種子の発芽が待ち遠しい

「みんなの夢水路」は善福寺川の清掃活動を行ってきた井荻小学校の5・6年生が2014年7 月に区長のもとを訪れて、善福寺川をもっときれいな川にしたい、という思いを伝えたことで実現した整備事業です。都立善福寺公園の上池と下池の間を流れる水路の水辺環境が再生され今年7月に「遅野井川親水施設」として生まれ変わります。この事業には近隣小学生や地域住民が区と一緒になって計画・設計・整備に関わり、完成後の管理も主体的に参加します。子どもたちはワークショップやシンポジウムへの参加、水鳥の一斉調査、水路の植栽、埋土種子の育苗など、様々な経験を通してたくさんのことを学んだと思います。しかし、この水路に流す水は井戸水をポンプアップしたもの。上池の水は子どもたちが触れるには適さないため、苦肉の策だとわかりましたが、本来なら上池→水路→下池→善福寺川とつながってこそ、水鳥の棲む水辺環境の整備と言えるのではないでしょうか。そのため、上池の水質改善のための「かいぼり」の実施を東京都に働きかけることを区に求めました。区長からも末永く愛される施設にしていきたいので水質改善も含めて都と調整を図りながら何ができるか検討していくと答弁を得ました。

現在、「遅野井川親水施設」は完成し養生の最中。まだ、中に入ることはできませんが、柵越しに見ることができます。以前に要望した立派な掲示板も設置されました。井荻小や桃四小の子どもたちの水路に思いを寄せた詩や川ソングが柵にズラリと掲示されていてとても楽しいです。ぜひ、お散歩がてら行ってみてください。

「かいぼり」は水質改善や外来生物の駆除を目的に各地で行われています。杉並区内では和田掘り池で昨年11月に池の水を抜き、池底の泥をさらって天日干しがされていました。その時に池の生き物を近隣小学生によって捕獲し、外来生物と在来生物を選別。外来生物はかわいそうだけど処分の対象に。その時の写真はこのブログでも紹介しました。それから数か月経った3月27日、池に水が戻り、在来生物を放流するというので私も参加してきました。たくさんの親子連れや地域の方々が集まり、子どもも大人も夢中になりながらバケツに少しずつ分けた生きものをやさしく池に放していきました。モツゴやスジエビ、ギンブナ、イシガメが再び和田掘池に戻って行きました。