私たちの周りの鳥や昆虫を観察しました その②

2017年8月9日 10時35分 | カテゴリー: 活動報告

善福寺公園のセミの羽化観察会8月2日。

生活者ネットワークも参加している「生活クラブ運動グループ地域協議会」が毎夏主催しているセミの羽化観察会。やっと今年参加が叶いました。午後の雨で開催が心配でしたが、観察会が始まる時間には雨もぴたりと止みました。乳幼児から中学生まで親子でたくさんの参加があり、人気の企画です。セミの羽化は夜のため、環境教育ファシリテーターによるセミについての紙芝居やクイズ、動物の親子あてゲーム等をしながら暗くなるのを待ちました。

暗くなるとセミの幼虫が木の根もとの穴から這い出してその木に長~い時間をかけて上ります。幼虫がたくさんいる木と全くいない木があって不思議だなと思いましたが、上りやすい木とそうでない木の違いのようです。7年前に卵を産みつける木をどれにしようかと選んで産んでいるということでしょうか。7年先の未来の子どものことを考えてのことだったらすごいぞ!セミ。しばらく上って、葉っぱにしがみついて羽化するセミが多くいました。講師の方のお話によると、今年は一斉に羽化ではなくて、段階ごとの様子が観察できてよかったということでした。

背中のファスナーをちょっと開け始めたセミ、半分ぐらいあいて中の姿が見え始めたセミ、頭が出てきた、羽が出てきた、あとは足だけだみたいに。アブラゼミって普段見るのは茶色い地味な感じですが、羽化の時は薄緑色の透明感ある色で実に美しい!とても神秘的な瞬間を子どもだけでなく、大人たちも大いに感動しました。羽化自体も数時間かかるということでした。そんな苦労をして地上に出てきても、たった1週間の命。次の子孫を残すための営みだと思うと、耳元でミンミン鳴かれても「がんばれ!」と言いたくなります。

 

そして、4日。杉並区郷土博物館で世界の昆虫展をやっているよとご案内をいただき大宮1丁目に行ってきました。

世界で一番大きな昆虫ヘラクレス(オオカブト)や最小昆虫、コノハチョウのような隠蔽擬態する昆虫やきれいなチョウやガなど様々な標本を見ることができます。杉並区に昔いた昆虫や逆に昔はいなかった昆虫など、外来生物の侵入や地球温暖化の影響による生態系の変化なども紹介されています。

そして、私が最もへぇ~と思ったのは、きれいな虫の理由です。色鮮やかなチョウの中には鳥などの天敵に気づいてもらうため、わざと目立つようになっているらしいです。そういうチョウは幼虫の時から毒のある葉を食べることで体に毒をため込み、それを食べた鳥が苦しい思いをすることで、次からはそのチョウを食べなくなるというのです。また、タマムシなどの日中活動する甲虫は日光を反射してキラキラ輝くことで鳥たちの目をくらませたりする効果があるとか。

正直、私は虫が苦手。でも、環境問題を考えると苦手と言っていられないのも事実。昆虫展なら動かないし、飛んでも来ないから、虫がダメという人も足を運んでみるとよいのでは。楽しいし、いろいろ知って勉強になりました。郷土博物館の2階では小学校のヤゴ救出作戦やいきものと共存する公園づくり、柏の宮公園の冬期湛水不耕起栽培の取組みなどの紹介がパネル展示されています。9月3日(日)までやっています。

小さくとも命あるもの、人間と共存していくための環境づくりについて家族や仲間と話題にしてみようと思います。