私たちの周りの鳥や昆虫を観察しました その①

オオタカはカラスと同じくらいの大きさの猛禽類

7月末からの一週間は鳥や昆虫に触れ合う機会がたくさんあって、夏休みの自由研究さながらでした。

7月27日は久々に西荻北4丁目の「オープンリビングけやきの見える家」を訪ねました。杉並環境ネットワークの境原達也さんの善福寺公園の野鳥のお話を聞きに。私はそれほど鳥に詳しい訳ではありませんが、数年前に訪れたケニアで出会った鳥たちの美しさに魅せられて、すっかり鳥の虜になりました。我が家の周りにはまだ生産緑地が多く残っているため、さまざまな鳥がやってきます。我が家の猫がキョトキョトし始めると、今日はどんな鳥が来たかな?と窓の外をのぞいてしまいます。

井荻小学校が毎年行っている「野鳥を観察する会」ではこれまでに約60種類の野鳥が確認されているそうです。境原さんからは、それぞれの画像と鳴き声を紹介していただき、日本にも美しい鳥たちがたくさんいることを参加のみなさんと共有することができました。

そして、その後ずっと気になっていた区内の公園でのオオタカの営巣・子育ての様子もお聞きすることができました。当初はオオタカの情報を聞きつけて、撮影に集まったカメラマンによるストレスで営巣を放棄してしまう心配、その後、抱卵・孵化の過程においてカラスの襲撃でヒナが巣の外に落とされるなど、初めての区内でのオオタカの子育てが成し遂げられないのではないかとハラハラドキドキでした。でも、何とか残ったヒナが無事に育ち巣の外に飛び立つ姿も確認できたということでホット安心しました。カラスの空き家を利活用したオオタカの巣でしたが、所有者の了解が得られていなかったのでしょうか。それにしても50羽のカラスが襲っていたという話には驚きでした。