本年もよろしくお願いいたします

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、多くの方々に支えられ、対話と行動を重ねる一年となりました。心より感謝申し上げます。

私たちの社会は、少子高齢社会の進行とともに、暮らしを支える基盤そのものが大きく揺らいでいます。米騒動に象徴される食料価格の高騰や供給不安は、食糧安保が決して遠い議論ではなく、日々の生活に直結する課題であることを浮き彫りにしました。物価高騰が続く一方で、十分な所得補償や支援策は追いつかず、不安と負担は個人や家庭に押し付けられています。

また、ケアの担い手不足が深刻化する中で、介護や子育て、医療を現場の努力と献身に依存し続ける社会のあり方が、限界に達していることは明らかです。それにもかかわらず、国は持続可能性の名の下に自己責任を強め、気候危機への実効的な対策を後回しにしたまま、原発回帰へと舵を切ろうとしています。こうした選択が、誰の安全と未来を守るのか、私たちは厳しく問い直さなければなりません。

制度や政策が人々の尊厳や安心を支えるものになっていない現実に、声を上げることをためらっている余裕はありません。だからこそ、地域から、当事者の声を起点に社会を変えていく取り組みが、これまで以上に求められています。

本年も対話と連帯を力に、暮らしに根ざした課題を可視化し、誰一人取り残されない社会の実現を目指して歩みを進めてまいります。皆さまとともに、希望をつくる一年にしていきたいと思います。