生活クラブ生協のお店「デポーすぎなみ永福」オープン
私が長年愛用している生活クラブ生協のお店「デポー」が、永福町駅前のスーパー三浦屋跡にオープンしました。杉並区内で初めてのデポーですが東京で10店舗目になります。オープン時に1200名を超える新規組合員を迎えたのは初めてだそうです。店舗の場所が2年近く決まらず、新規組合員獲得には苦労したようです。しかし、場所が決まってからがすごかった。「デポー」はフランス語で「荷捌き所」という意味。組合員になれば誰でも利用することができます。
生活クラブ生協は安全なものが手に入ることで知られますが、デポーは単にそれを売るお店ではなく、暮らし方提案やまちづくりの視点をもって地域に開かれた場所として機能していくことを目指しています。食べ物の安全性や環境に配慮した包材を使用し、ビンはリターナブルで繰り返し使います。素性のわかる生活材を取り扱っています。他所では手に入らないものばかりです。
オープンの12月8日は沢山の生産者も参加して、消費材(生活クラブの品物のこと)のアピールに力が入りました。恒例のマグロの解体には黒山の人だかり。今日からしばらくは毎日、どこかしらの生産者がきて、消費材の説明をいろいろしてくれるようです。つくる人(生産者)と食べる人(消費者)がつながって、お互いの信頼関係が消費材の質の高さを維持しています。
そして、2階のフロアはコワーキングスペースとなっています。若者やリタイヤ組、女性の起業を応援します。特に子育てしながら個人で働くお母さんを支えるため、託児室が併設されています。コワーキングスペースは2019年の年明けにオープン。12月中は内覧ができます。生活者ネットークの生みの親である生活クラブ生協。また、ひとつ兄妹が増えた感じです。