新たな子育て支援拠点「子ども・子育てプラザ和泉」オープン

「子ども・子育てプラザ和泉」開所式では「けん玉シスターズ」の技がひろうされました 12/10

「子ども・子育てプラザ和泉」開所式で「けん玉シスターズ」の技が披露されました 12/10

12月10日子ども・子育てプラザの開所式があり、行ってきました。子ども・子育てプラザは妊娠期から乳幼児親子をおもに対象とした施設です。施設再編整備計画の中で児童館は身近な小学校や新たな子育て支援拠点として整備される子ども・子育てプラザなどに継承される計画が示され、和泉児童館の学童クラブは昨年開校した杉並和泉学園の中に移った後に、新たに子ども・子育てプラザ和泉に生まれ変わりました。白を基調にした明るい感じに館内はリフォームされ、思い切り体を使って遊べるホールや飲食が可能なラウンジ、キッズルームや多目的室など小中高校生も利用できるスペースもあります。また、授乳室や調乳できる設備も完備しているベビー室や定員10名の一時預かりのスペース、妊娠中や子育ての悩みを相談ができる相談室もあります。既に、一時預かりの予約はいっぱいになっているということで、ニーズの高さがわかります。この日も登録・面接をする親子の姿がありました。

昨今の杉並の子育て支援と言えば保育園のことばかりがクローズアップされることが多かったですが、自分の手元で子育てしている家庭も約40%あり、そのような家庭の子育て支援にも気配りが必要です。午前中の時間帯で行われているゆうキッズはどこの児童館でも行われていて、育休中や自宅で子育てしている親子に人気です。今後もさらに就学前の親子のニーズの受け皿を作っていくことはとても重要です。杉並区は切れ目のない子育て支援をすすめており、妊娠・出産・子育ての支援をトータルにすすめていくその一環に子ども・子育てプラザも位置づき、役割を発揮していってほしいと思います。

開所式の式典では”けん玉シスターズ”のあざやかなけん玉の技披露もあり、小学生の集中力はあっぱれ。とても賑やかな会になりました。また、児童館時代から盛んだった中高生委員会が、新たなプラザでも引き継がれるということで、年代を超えた交流が期待されます。乳幼児親子を中心にした場所となり、これまで児童館を利用してきた小学生や中高生の居場所が奪われることのないように区に求めてきたため、中高生委員会の代表が引き続きこのプラザでの活動を計画していきたいと挨拶している姿を見てほっとしました。プラザだよりも乳幼児版と小学生・中高生版がちゃんとあって発信されています。

多目的室ではバンドなどもできる機材も揃っていました。ラウンジには電子レンジもあって、テーブルや椅子は小さな子ども用しかありませんでしたが、中高生も色々工夫をしながらここを利用していけばいいと思いました。