環境活動推進センターを環境活動をひろげる拠点に 区議会一般質問より②

今回の一般質問では、もう一つ「環境活動の推進について」行いました。

現在の杉並区は環境分野の取り組みの打ち出しが少し弱いと感じていました。個々に見ればごみ排出量が23区で一番少ないとか庁舎のみどりのカーテンなどもっと話題にしてもいいのにと思うこともしばしばです。以前、行われていた環境博覧会も高井戸地域区民センターの改築を機に休止状態になっているため、再び、環境活動のアピールを強化しようという提案を込めた質問をしました。

施設再編計画に絡んで、昨年12月にあんさんぶる荻窪にあった「環境情報館」の機能がリサイクルひろば高井戸の3・4階部分に環境活動推進センターとなって移転しました。「環境」と言ってもテーマは様々で、地球温暖化、大気汚染、土や水の汚染、生物多様性の喪失、エネルギー、ごみ問題など多岐にわたり、区内で登録している39の環境活動団体の活動テーマも多種多様です。環境問題はいずれも人間が活動することによって、地球上の自然環境に影響を与えているという意味で根っこは共通しています。でも、すべてのテーマをひとつの団体が取り組むことは難しいので、それぞれの団体が得意分野を持ち寄って、トータルに杉並区の環境問題に取り組める拠点に新たな環境活動推進センターがなってほしいと考えています。

この高井戸には区民センターや新築中の清掃工場がまとまってある好立地を活かして、今後三者が連携して杉並区の環境政策の発信をしていく、まずはこれまで行っていた環境博覧会のようなまつりを区民センターと連携して復活させること、また、清掃工場が完成した際にはさらに連携した取り組みを提案しました。また、環境活動推進センターが高井戸に定着し、区民に愛される場になるように愛称をつけることも提案し、いずれも前向きな答弁が区側から出されました。                         (一般質問全文、質問と答弁はこちらでご覧ください)