杉並区立科学館からIMAGINUSへ
杉並区立科学館が老朽化に伴い閉館になってから7年半。新たな科学教育の拠点が10月7日にグランドオープンしました。その名も「IMAGINUS(イマジナス)」。高円寺北の杉四小跡に未来をつくる杉並サイエンスラボとして生まれ変わりました。”IMAGINE”+“US”の造語で、文字を並べ替えると”SUGINAMI“に。区は建物等を民間事業者である㈱コングレに貸付し、場の整備・運営はこの事業者が行うことになります。そのオープニングイベントに参加してきました。
●キャッチは「わたしのなかの科学に出会おう」
体育館でのオープニングの後は館内を見学。小学校の教室が科学体験ラボ、ものづくりラボ、実験室、企画展示室、ワークショップルーム(3部屋)、ショップ・自由工作室、カフェにリノベされ、それぞれに興味そそられる楽しい空間になっていました。子どもはもちろん、大人も楽しめる場所になりそう。行政ではできない民間企業だからこそできるコンテンツの数々。来るものを飽きさせない、また来たくなる演出になっていると感じました。ただ、それなりに料金もかかるので、毎日来れるところにはならないかなぁとも思ったり。孫とお出かけ、じいじばあばの出番かな。
●地域への開放の配慮もうれしい
コミュニティスペースとして集会室や体育館、映像スタジオの貸出しも行っています。予約や利用料は必要ですが、直接申し込むしくみになっています。誰でも利用できる拠点にもなって、今後、様々な人が行きかい、賑わう場として育ってほしいと思います。