農福連携農園「すぎのこ農園」全面開園!

すぎのこ農園は約3200㎡ 障がい者団体などが登録できる団体農園区画や多目的農園区画があります。

以前区民農園だったところを区が買い取り、2018年から試験的作付けや土づくりを始め、2019年10月からは区民ボランティアの公募や団体農園区画の貸出し、収穫物を子ども食堂や福祉施設に提供などを行ってきた農福連携農園。この度、江戸時代中期の建築とされる古民家の部材を活用した管理棟も完成し、4月28日に全面開所となりました。「すぎのこ農園」という愛称も決まり、23区では初めての取組みと注目が集まっています。隣接自治体の保坂世田谷区長や酒井中野区長も式典に臨席され、都市農地の保全にお互い情報交換や連携をしていきたいと述べられていました。

私は都市農業の多面的機能の価値を議員になる前に行っていた生協での活動を通して実感してきました。都市農業を守るために、そこで生産された作物を再生産可能な価格で共同購入し食べ続けることで支える運動をしてきました。農家に援農に行く、畑の生き物調査を通して都市農業の魅力を発信する、提携生産者と連携して体験型農園を開園する等、私にとって、都市農地の保全にはとりわけ興味関心の高いテーマの一つとなっています。そういう意味で、区が積極的に農地を買い取り、農業と福祉を連携させる取組みすることを評価し注目もしてきました。障がい者や高齢者が農業を通していきがいや就労の機会として、また、環境や防災、食育など多面的な機能として、この農園の価値が発揮されることを応援していきたいと思います。防災用井戸も設置され、今後はかまどベンチなどの設置もされる予定だそうです。様々な可能性に期待し、具体的な取組みの幅が広がっていくことを期待します。

古民家を再現した管理棟内部の様子 車いすでも利用できる囲炉裏は憩いのスペース