区議会決算特別委員会で3回質問に立ちました

「代理人と語ろう」で議会でどんなことが討議されているのか説明 10/28 あんさんぶる荻窪

区議会第3定例会の決算特別委員会は、2014年度の決算について審議するものです。予算の使い方から具体的な施策についても質問するので多岐に渡ります。保健福祉や教育、都市整備、環境清掃などの分野が「款(かん)」に分かれていて、その款ごとに日程が振り分けられて質問をしていきます。

 初めて臨んだ決算委員会ですが、その「款」ってなに?というところからはじまり、一体どこをどう質問すればいいのか皆目見当もつきませんでした。会派ごとに日程が割り振られ、その日の対象となる款について議員が質問します。するとずらりと控えている区の部課長や担当者が答弁するというやり取りが行われます。

 1人6分という持ち時間があり、私が所属する「いのち・平和クラブ」は6人なので、会派としては6×6で36分の持ち時間となります。今回はその36分の持ち時間をどのように割り振って質問をするか、テーマや時間を会派で話し合って決めました。そうして私が受け持った時間は3日で21分。目の前の時間表示盤とにらめっこしながら用意した質問を全部こなすのはなかなか大変なことでした。

 私が質問をしたのは、防災無線、地域防災、選挙投票率向上、子ども・子育て支援、高齢者、地域包括ケア、善福寺川、道路上表示など。その中で、自転車止まれの路上表示についての質問について触れたいと思います。

この路上表示を皆さんはご存知ですか?私は区民の方からご指摘いただくまで、目には入っていても、脳まで届いているという感じではありませんでした。この表示は自転車の飛び出しが危ないという区民からの要望で、杉並区の土木事務所が路上に表示したものです。道路交通法で定められた表示ではなく、注意喚起のためのもの。

 ところが、改めて町中に表示されているものを見ると、写真のような「自転車とまれ」だけの表示が多いことに気づきます。車と同じ道路を自転車が走り、その表示に従って自転車が止まった場合、後ろを走ってきた車はどうなるでしょう。最悪、自転車に追突なんていうことが起きないとも限りません。車も「止まれ」表示であればまだ、理解できます。しかし、自転車だけが「とまれ」では非常に危険だと思いましたので、その危険性を指摘し、改善を求めました。今後具体的にどのように改善されるのかは引き続き注視していきたいと思います。