もうひとつのノーベル賞「ライト・ライブリフッド賞」は私の誇りその②

2015年2月2日 08時13分 | カテゴリー: 活動報告

オーストリアの組合「Farm Holiday」は、観光農業―グリーンツーリズムをすすめることで収益の増加を提案し、農業地域の保全と農家への助言をしている

生活クラブ生協が1989年に名誉賞を受賞した「ライト・ライブリッド賞(Right Livelihood Award=RLA)」は、スウェーデンで創設された「もうひとつのノーベル賞」と言われ、環境保護、人権問題、持続可能な開発、健康、平和などの分野で活躍した人物、団体に授与される国際的な賞です。

  • ケニア出身の環境保護活動家で日本の「モッタイナイ」という価値を世界に提唱したノーベル平和賞の受賞者、ワンガリ・マータイさんや、インドの哲学者で環境活動家でもあるヴァンダナ・シヴァさんも受賞しています。日本での受賞者は生活クラブ生協と原子力資料情報室代表だった高木仁三郎さんだけです。日本の反原発運動の理論的リーダーだった高木さんは1997年に受賞し、2000年に亡くなりました。 

  • 生活クラブの受賞理由は次の6点です。

  • ①物質的な豊かさだけでなく、社会と環境を考えながら活動していること
  • ②生産・消費・廃棄まで責任を持つ新しい経済の仕組みをつくってきたこと

  • ③民主的な経営参加の仕組みをつくってきたこと
  • ④人間のための経済をめざし、たすけあいの仕組みづくりをしてきたこと

  • ⑤共感を持つ人を増やしていること
  • ⑥活動の主体がふつうの主婦であること

  • これらは今も変わらないし、海外の人たちの関心もそこにありました。私たちの「自主運営・自主管理」「自治する市民を増やす」活動が変わることなく続いていることを評価してもらえたのは、何より誇らしい思いです。

  • 私は生き方、暮らし方、働き方など人としてのありようを常に頭のすみで考えながら活動をしてきました。そしていま、多様性を認め合い、人と人が互いに気持ちよく暮らしあえ、不安が解消できる地域づくりにこだわりたい!と区政に挑戦しようとしているのは、生活クラブの運動に関わってきたからだと感じています。