やんばるの森を守りたい! 沖縄訪問記②

2016年4月17日 13時42分 | カテゴリー: 活動報告

雨の沖縄でした4/4

辺野古ゲート前座り込みテントで 4/4

沖縄訪問2日目。朝いちばんで稲嶺進名護市長による講演「地方自治と民主主義のあり方」を聞きました。稲嶺市長は“負けない方法・・勝つまでずっと諦めぬこと”とプリントしたTシャツを身にまとい登場。前日の翁長知事と思いを同じくし、辺野古基地問題を抱える当該市長として「自治の破壊」が強権安倍政権によってもたらされていることへの怒りがひしひしと伝わってきました。現地を見ずして課題は見えないし、その解決策も現場にあるのだという現場主義を訴え、自分たちは日常と非日常の境目で時代や民意の先端に位置し、安倍政権に立ち向かわなければならないというお話に共感しました。

沖縄を日本の領土の一部としか見ていない、まるで国内植民地のような扱いに沖縄の人々は怒っています。米国は海外の基地は整理していくロードマップがあり、13,000人前後いる海兵隊の内8~9千人をグアムやハワイに移すことが決まっているのに、わざわざ日本が多額の税金を使って作る辺野古基地。そして、普天間基地以上の機能を新設するということで、「移設」ではなく「新基地建設」とわざわざ言う理由もわかりました。どれも後付けごまかしによってなされたことだということも許せない行為です。

稲嶺市長のお話のあと、私たちも現場主義を実感するために辺野古ゲート前の座り込み現地を訪問。くる日も来る日もこうして現地の方々は抗議行動を展開している、まさに勝つまで諦めない覚悟の強さを感じないではいられませんでした。

杉並区議会「いのち・平和クラブ」会派の仲間と東村高江のヘリパッド建設反対の座り込みテント前で 4/4

杉並区議会「いのち・平和クラブ」会派の仲間と東村高江のヘリパッド建設反対の座り込みテント前で 4/4

立憲ネットの研修会はここまででしたが、私たち会派はさらに東村高江まで足を延ばしました。高江は沖縄本島北部の豊かな森に囲まれた「やんばる(山原)」の中にあります。ここにしかいないヤンバルクイナやノグチゲラなどの固有種や絶滅危惧種の高等植物や動物が多数生息している貴重なところです。そんな高江の隣にはベトナム戦争時、ジャングル戦闘ゲリラ訓練が行われたという総面積約7,800haの米軍北部訓練場がありました。

96年に基地整理縮小を掲げて設置された「沖縄に関する特別行動委員会(SACO)」。しかし、日米両政府が最終報告に合意した「SACO合意」は沖縄の基地負担軽減といいながら、実際には基地の先鋭化と日米安保強化であって、北部訓練場の半分を返還する条件にそこにあるヘリパッドを高江周辺に移設することでした。

しかし、それも単なる移設ではなく、新機種オスプレイの配備のための新設であって、高江集落を取り囲むようにして6カ所のヘリパットの建設が始まってしまいました。そのため、高江の住民は世界的にも貴重な地域である豊かな自然環境と平穏な暮らしを守るため座り込みをしています。高江は人口約150人ほどの集落なので、座り込みテントには多くの住民が詰めかけているという状況ではありませんでしたが、工事車両が出入りするゲート前に陣取り見張りを置くことを欠かさず行っているようでした。この日は現地の人たちを少しでも休ませたいとの思いで協力している岩手県民の方が案内をしてくれました。彼は花粉症から逃れるためにこの時期沖縄にやってくるとか。高江のことを知って座り込みをかって出、ここ数年毎年足を運んでいるそうで、説明がとても板についていたのでてっきり現地の人と思ってしまいました。

本土にいる私たちには知らされていないことがあまりに多すぎて、稲嶺市長がおっしゃった現場主義の重要性を改めて感じました。