生活をよくする道具  政治を市民の手に取り戻すために

2015年4月18日 20時44分 | カテゴリー: 活動報告

世界に例のない速さで超高齢化がすすむ日本。社会の変化に制度が追いついていないことで不安がふくらみます。地域に暮らす人々の感覚とはかけ離れたところで行われる政治に対する不信が募ります。しかし、だからと言って諦めてしまったら何も変わらないし何も始まらないのではないか。

 このままではいけないと思うなら行動するしかないと、私はこれまで生活協同組合という組織に足場を置き食の安全や地域福祉の活動をしてきました。社会の問題や矛盾を知り、「こうありたい」カタチを作り出して社会に提案するという運動から多くのことを学びました。

 安心・安全な食べ物を持続的に手に入れていくための生産・流通・廃棄のしくみ、赤ちゃんからお年寄り、ハンディを持つ人も住み慣れた地域で自分らしく暮らせるための地域のたすけあいのしくみ、自主運営・自主管理を旨とする働き方の実践、脱原発の解決策として省エネと再生可能なエネルギーの導入推進など、対案を示しながら政策提案し、社会を変えていく運動は、地道な努力が必要ですが絵空事では終わらせないチカラがあります。

 生活者ネットワークは、社会のルールを決める場である議会に市民の意見をきちんと反映できる人を送り込もうと、生協が生み出したしくみの一つです。大切なことは地域で市民が決める、市民自治を広げることが生活者ネットワークのめざす政治のあり方です。

 いま地域で起こっている問題は、多様かつ重層的に絡み合っているため解決が難しく、制度が縦割りのためにたらいまわしにされたり、しくみが複雑過ぎたり、せっかくある制度自体が当事者にきちんと届いていないなど、対策が必要です。

 なんでも行政にお願いすればいい時代ではない今日、自助・公助・共助を上手に使い分けながら、すべての人の尊厳が守られ当事者の立場を第一に考えることによって、誰もが自分らしく安心して暮らしていける地域をつくっていきたい。そのためには、社会的弱者に対するセイフティネットを身近な地域に住民参加型でつくっていくこと。また、5年・10年・20年後を見据えて何が必要か、多種多様な人たちが議論する場も必要です。

 政治は生活をよくしていくための道具です。であれば、使う人なしにそれだけが独り歩きすることはあり得ません。民主主義の原則のもと、市民の手に政治を取り戻していくために私は区政に挑戦します。